この度、教室の加藤喜大先生が博士(医学)の学位を取得されました。これまでの研究の集大成として、素晴らしい発表と質疑応答を行い、見事に審査を通過されました。

発表では、加藤先生が取り組んだ「フルオロキノロン耐性とQRDR変異の関係」に関する研究成果が紹介されました。さらに、論文で発表した内容だけでなく、バイオインフォマティクスやAIを導入して抗菌薬の耐性機序を明らかにし、よりよい患者様の診断治療に役立てる将来のビジョンまで明瞭にプレゼンしました。

審査会当日は、活発な議論が交わされました。質疑応答もパーフェクトで、特に臨床応用の可能性や今後の研究展開について、鋭い質問が飛び交いました。

加藤先生の研究は、耐性菌の問題に対する理解を深める重要なものです。フルオロキノロン耐性菌の増加が懸念される中、その機序を解明することは、新たな診断と治療戦略の開発につながります。今後もこの分野の発展に貢献されることを期待しています。
審査会後は、研究室の仲間とお祝いの打ち上げが行われました。学位取得後のビールと焼き鳥は格別だったようです。

加藤先生、このたびは博士号取得、本当におめでとうございます!今後もEBMを実践する心優しき良医を目指してばく進してくださいね~。