先日、第116回久留米大学眼科研究会を盛況のうちに終えることができました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
一般講演では今回も久留米大学、福岡大学、産業医科大学、九州大学などから最新の眼科医療に関する貴重な発表や活発な意見交換が行われ、大変有意義な時間となりました。
参加者の皆様は、最新の眼科医療に関する知識を深めるとともに、今後の診療に役立つ情報を得ることができました。
今回の特別講演では、佐賀大学医学部眼科学講座教授の江内田 寛先生をお招きし、「医療機器開発の魅力と問題点」についてご講演いただきました。
講演では、医学研究における多様な形式、特に臨床応用を念頭にした医薬品や医療機器の研究開発について、橋渡し研究(トランスレーショナルリサーチ)を例に挙げながら解説いただきました。
医薬品開発と比較して、ややハードルの低い医療機器開発には、臨床応用への可能性が高いというお話は、参加者の皆様にとって大変興味深い内容でした。
江内田先生ご自身の開発事例や、現在取り組んでいらっしゃる新しい高速SS-OCTや手術用ロボットを中心に、開発の魅力や問題点についてお話いただき、特に若い先生方にとっては、ライフワークの一環として臨床に有用なものづくり(研究開発)のヒントを見いだす貴重な機会となりました。
普段なかなか聞くことのできない貴重な講演を聞くことができ、大変参考になりました。若い先生方の研究開発への意欲を高める素晴らしい講演でした。
今回の研究会にご参加いただいた先生方、そして素晴らしいご講演をいただいた江内田先生をはじめとした演者の方々に、改めて感謝申し上げます。
久留米大学眼科研究会は、今後も眼科医療の発展に貢献できるよう、最新の情報発信や研究交流の場を提供してまいります。


Comentarios