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執筆者の写真久留米大学医学部眼科学教室

春田雅俊教授就任記念 第115回久留米大学眼科研究会 (10/21開催)のご報告

コロナ感染法上5類移行から半年が経過し、コロナ前の活気を実感するようになってきました。10月21日に第115回久留米大学眼科研究会をリアル開催で行いました。今回は特別講演を8月に久留米大学黄斑疾患担当教授に就任された春田雅俊先生にお願いしました。

 まず一般講演では福岡大、産業医大、九州大から大変興味深い演題を頂きました。教室からも若手の山﨑先生と山口視能訓練士が報告を行いました。予定の時間を大幅に超過する活発な討論が行われ、大変盛り上がりました。


 引き続き特別講演では、久留米大学の春田雅俊黄斑疾患担当教授に「コロナ禍での久留米大学での網膜疾患を振り返って」のタイトルでお話し頂きました。

 春田先生は新型コロナウイルス感染症により生じた網膜血管閉塞の症例にはじまり、緑内障薬点眼に伴う黄斑疾患、緑内障に伴う網膜分離症、他科連携で経験した症例や抗VEGF薬治療に伴う珍しい合併症や網脈絡膜循環についてのご講演をされました。「久留米大学では多彩な症例を経験でき、大変充実した眼科医生活を送れています」というお言葉がとても印象的でした。

 春田先生、貴重なご講演、ありがとうございました。コロナ禍という困難な時期でしたが、眼科診療は日進月歩です。日々できる歩みを粛々と進められ、眼疾患の病態を見抜いてキラリと光る新知見を論文にまとめて世界に発信しつづけられた姿勢に改めて大変感銘を受けました。

 今後とも久留米大学眼科では日常診療を大切にしながら時代に即した最適の診療を心がけていきたいと思います!


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